
釣りって道具が多くて難しそう…
そんなイメージ、ありませんか?
実は、竿1本と簡単な仕掛けで始められる「ちょい投げのキス釣り」なら、初心者の方でもすぐに魚を釣る楽しさを体感できます
特別な道具や知識は必要なし
気軽に、だけど本格的に。
今、注目されている「ちょい投げのキス釣り」の魅力をご紹介します。
ちょい投げキス釣りとは?

①道具がシンプルで始めやすい
ちょい投げは特別な道具がなくてもOK!
家にあるエギングロッドと
スピニングリールで始められます
仕掛けも市販のセットを結ぶだけだから
難しいことはないです◎
②軽い仕掛けで投げやすい
本格的な投げ釣りと違って、
ちょい投げは軽い仕掛けで近くを狙う釣り
力がいらないから女性や子どもでも
気軽に楽しめるというメリットが大きいです
③足元で釣れるから安心&安全
キスは岸の近くにも群れてる魚。
遠くまで投げなくても、
岸から20mくらいで連発することも!
サーフや堤防でできるから、
危なくないし移動もラクラク
④当りが明確で面白い
キスはアタリがはっきりしていて
釣っていて楽しい!
ブルッと竿先に出る感触は
初心者でも「釣れた!」がすぐわかる快感
⑤釣れたキスが美味い!
刺身、天ぷら、南蛮漬け…どれも絶品!
釣ったキスを家で美味しく食べられるのも魅力のひとつ



初夏にかけて浅場に接岸してくる砂浜の女王と名高い「キス」を使った料理
▶お父さんの汚名返上に役立つ晩御飯レシピ
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ちょい投げと本格投げ釣りの違い
- 軽装・軽装備・短時間で楽しめる
- 足元〜中距離で狙えるから安全・安心
- キス釣りデビューやファミリーフィッシングにも最適!

簡単だけど面白い!
そこが大きなポイントです
ちょい投げと比較
ちょい投げ釣り | 本格投げ釣り(遠投投げ釣り) | |
---|---|---|
🎯 投げる距離 | 10〜30m程度(足元〜近距離) | 50〜100m以上(沖の深場まで届く) |
🎣 ロッドの長さ | 8ft前後(エギング・シーバスロッド) | 4m以上の本格投げ竿 |
🧰 必要な道具 | 軽量タックル、簡単な仕掛け | 重めの天秤・専用三脚・力糸など |
💡 準備の手軽さ | とても簡単(初心者向け) | 道具・仕掛けが複雑で少し玄人向け |
🐟 釣れる魚 | キス・ハゼ・ベラ・マゴチなど | キス・マゴチ・カレイ・アイナメなど |
⏱️ 手返しの良さ | 早い(短時間でも釣果が出る) | ゆっくりめ(遠投なので回収時間が長い) |
🏞 釣り場 | サーフ・堤防・小磯など手軽な場所 | 広くて開けたサーフや大型釣り場 |
🔰 初心者向き? | はじめての釣りにおすすめ | 慣れが必要・ややハードル高め |
キスが釣れる季節と時間帯

季節ごとのキス釣り
春(4月〜5月)
- 【特徴】浅場にキスが接岸し始める時期
- 【釣りやすさ】小型中心だけど数釣りしやすい
- 【おすすめ場所】堤防・河口・サーフの浅場
夏(6月〜8月)⭐️ピーク!

ちょい投げするなら夏がチャンス!
6〜8月はキスが岸に近づく絶好の時期。
ちょこっと投げて、ブルブルッと手応えアリ!
- 【特徴】サイズ・数ともに絶好調!
- 【釣りやすさ】日中でもよく釣れる(朝夕はさらに◎)
- 【おすすめ場所】遠浅のサーフ、シモリ点在ポイント
秋(9月〜10月)
- 【特徴】産卵後の回復個体が釣れ始める
- 【釣りやすさ】やや渋くなるが型狙いができる
- 【おすすめ場所】水深のある堤防や深場寄りのサーフ
冬(11月〜)は?
- 【注意点】キスは寒くなると深場へ移動
- 本格投げ釣りで沖を狙わないと厳しいシーズンに
1日の中での狙い目
朝まずめ(夜明け〜2時間くらい)
- 最もおすすめの時間帯
- キスがエサを活発に追うタイミングで群れも岸寄り
- 人も少なく静かな海で集中できるチャンス時間
ポイント

- 日が昇りきる前からスタンバイが理想
- 釣れる場所が分かりやすい(波打ち際にベイトが寄る)
潮の動き出し(干潮・満潮の1時間前後)
- 潮止まりの前後は必ずチェック!
- 特に満潮に向かって上げ始める時間は狙い目
- キスは潮の流れに乗って接岸するため、動きがある方がアタリが出やすい
ポイント

- 「潮見表」で満潮・干潮を事前に確認
- 潮止まりの「30分前後が爆釣のチャンス!」
日中でも釣れる!(夏場は意外と好調)
- 夏は日中でも釣れるのがキス釣りの魅力
- 日差しが強い日は、少し水深のある場所 or 潮通しの良いエリアを選ぼう
夕まずめ(夕方16:00〜18:00頃)
- 群れが再び岸に寄るタイミング
- 日中よりも型が良くなる傾向も
- 風が弱まる時間帯で釣りやすさは◎

夕まづめは、捕食者たちがキスを追って岸際までその影を現す時間
ハリスは細いけど、万が一釣れた場合は持ち帰りましょう
▶キス狙いのはずが、まさかの「主(ぬし)登場!?」
釣れる場所と狙い目ポイント

キスが集まりやすい「シモリ」とは?
シモリは👇のようなものの総称です
種類 | 説明 |
---|---|
石や岩の塊 | 海底に点在している自然の岩や小石エリア |
海藻の根 | アマモや海藻の生えている根元(根回り) |
地形の変化 | くぼみ・盛り上がり・かけ上がりなど、砂地の中の凸凹 |
なぜキスはシモリに集まるの?
その理由は…
こんな場所は避けよう!

釣れない場所の特徴も知っておこう
こんな場所はNG

エサとワームのどっちがいいの?
生エサのメリット・デメリット
使用餌→イシゴカイ・ジャリメ・アオイソメ
- 釣果安定!やっぱり本物は強い
- 匂い・動き・存在感が強く、活性が低くても食ってくる
- どんな状況でも釣れる安心感あり
- 手がヌルヌル・ちょっと苦手な人も多い
- 冷蔵管理が必要/虫が苦手な人には不向き
- 食いが良すぎてフグにも狙われやすい
ワームのメリット・デメリット
- 手が汚れにくい!気軽に扱える
- → 初心者・女性・子どもにも◎
- 予備としてバッグに入れておける便利さ
- 小型でもアピール力が高く、誘いに反応する場面も
- 活性が低いときは食い渋りしやすい
- 本物に比べて反応はかなり劣る
- 巻き・誘いテクニックが必要な場面もある
考え方は、釣果を優先したい時は「生エサ」
手軽に楽しみたい時は「ワーム(疑似餌)」
という感覚ですね
ちょい投げの釣り方ステップ

- 基本の動作:キャスト→サビく→ステイ→HIT
- 食わせの間を作る
- 合わせは向う合わせでOK
- 手返し重視で釣果UP
難しいことは一切無し!誰でも釣れます!
▶ライトタックルが悲鳴!ちょい投げで止まらぬデカギスラッシュ!
よくあるトラブル&対処法
ケース①:糸が絡まる

糸が絡まって仕掛けがぐちゃぐちゃになるんだけど…
原因:投げ方・サビきすぎ・風・波・道糸とハリスの絡み
対処法
- 投げるときはスムーズな動作で真っすぐ投げる
- 3本針以下の仕掛けを使う
- 強風時は無理せず、風上に向かって投げる
- 着底後にラインテンションを保つ(緩ませない)
ケース②:根掛かりが多い

根がかりが多いんですけど…
原因:岩・シモリ・障害物に引っかかる
対処法
- 地形がわからない時は軽めのシンカーで探りながら
- 根がかりしたら、テンションを緩めてから揺する
- 同じ場所で頻発する場合、立ち位置を変えてキャスト角度を調整
ケース③:当たりがあるのに釣れない

アタリがあるのに釣れないですが…💦
原因:食いが浅い・針サイズが合ってない
対処法
- 軽くステイ(止め)を入れることで食わせの間を作る
- 針のサイズを小さく変更
- 早アワセしないよう注意(向う合わせでok)
ケース④:フグパラダイス

フグばかり釣れる…
原因:フグの群れに当たっている、エサの消費が激しい
対処法
- 少し場所をずらす/遠投・近投でレンジを変える
- ワームに切り替えてエサの消耗を減らす
- アタリが出たら即回収で被害を最小限に
ケース⑤:仕掛けが飛ばない

投げたらすぐ仕掛けが外れるし、飛ばないし…
原因:仕掛けの結束が甘い/仕掛けが軽すぎる/キャスト不慣れ
対処法
- シンカーを4号以上にする
- サルカンやクリップの結束部を確認&しっかり固定
- ルアーロッドならスナップ付きサルカン推奨
さいごに
「ちょっとだけのつもりが、気づけば夢中に——」
それが、ちょい投げの魔法です
- 狙って
- 感じて
- 掛ける
ちょい投げは、シンプルだけど奥が深い釣り
仕掛けは軽くても釣れた時の感動は重いですね
「ちょい投げ、やってみようかな?」
そんな軽い気持ちで始めた釣りが、気づけばあなたの日常に…
魚が釣れる喜びと、自然と向き合う贅沢。
その一投が、あなたの世界観を変えるきっかけになるかもしれません
最後まで読んで頂きありがとうございます
実際の釣果や釣り場の様子も載せてます👇
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