先日友人が「UFOを見た」と言ってたのを聞いて驚きました
私の住む石川県の羽咋郡、羽咋市近郊では昔から「未確認飛行物体」の目撃が多い地域
羽咋発祥の八幡のすしべんのラーメンのかまぼこにも「UFO」が掛かれているくらい羽咋市はUFO推しの町なんですよね
友人が「UFOを見た話」で思い出しましたが自分も小さい頃にUFOを目撃しています
すご~く昔の話なのでぼんやりとした記憶ですが銭湯の帰りに父親と妹と歩いていた時に空に浮かぶ不規則な飛行物体を見た記憶が…
そんな不思議な体験を思い出すと実はいくつか体験してました
なので今日はその不思議な体験について少し触れたいと思います
真夜中のジョギング
あれは、私が高校2年生の頃
その日の私は普通に体調も良くて元気でした
身体も丈夫だったので体調が悪くなる兆しもなく至って健康でした
1つ上の先輩のSさんと同級生のMくんと三人で部活の大会に向けて身体づくりをしよう!という話になり急にジョギングをすることになりました
あ、遅れましたが私は昔サッカー部に所属しており、今では想像も付かないほどの俊足で100mのタイムは11秒前半でした
当時は能登のベン・●ョンソンと呼ばれたほど…
話は脱線しました
初日なのでジョギングと言っても流す程度の速度…
距離にすれば5キロくらいなので散歩みたいな感覚のジョギングでした
季節は秋口、
海沿いの遊歩道を走るコース
談笑しながら走りました
何の変哲もないごく普通の高校生がするような話をしながら…
「好きな子はいるか?」とか「あの先生むかつくな!」とか…
「あはははは~🤣」
と騒いでも民家が近くにないので全然平気
先輩Sさんは男気があり面白い話も得意、同級生のM君は奥手なタイプでどちらかと言えばおとなしいタイプ
リードしてくれるSさんの話は妙にリアルで怖い時もあります
そう
真夜中のジョギング中に怖い話をし始めました
走りながら聞いてるので半分くらいは内容が飛んでますw
やがて怖い話が始まり
…
…
…
でね
…
その時が…
…
振り返ると
…
誰もいない
…
結局そこは廃墟で…
…
…
…
Sさん:「死ぬのはお前だ!」
Mくん:「ぎゃぁぁぁ~」
私:「ぎゃぁぁぁ~」
…
セオリー通りのビックリ系の結末w
とまぁ、こんな感じでよくある怖い話しながらのジョギング
恐怖の序章はジワリ…と
まだ何の変化もなくただ楽しいジョギング
それにしても潮騒が心地よくて少し潮の香がして最高のロケーション
ふざけながらのジョギング怖い話や「がんばれ元気」の真似とかして(笑)
シュッ…シュッ
この日がジョギングの初日だったので、秋の大会が終わるまでは週2回くらいで走ろうという話までしてました
しばらくすると折り返しポイント…
少しだけ息が切れてますが現役の高校生ですから余裕です
自販機でスポーツドリンクを1本買って回し飲み
ゴクゴクゴク…
「かぁ~うっめ~な!」
走ったあとのスポーツドリンクは格別
あれ?なんか聞こえ…ない?俺だけ?
Sさん:「じゃあそろそろ戻るか?」
この時からでした
その場の空気と言えばいいのか
その場の雰囲気と言えばいいのか
誰かに見られてるような感覚がありました
ん~
なんて言えばいいんだろう
私は何かの気配を感じてたんです
昔から少し霊感があり、たまに霊的現象を体験したりしてた私…
でもこの時ほどハッキリ
「これはおかしい!」
…と思ったことはなかったです
…コン…チャリ~ン
…コン…チャリ~ン
…ザザザ
…コン…チャリ~ン
私はてっきりみんなにも聞こえているもんだと思ってました
イメージはお坊さんが鈴がついた鉄棒のようなものを引きずりながら歩いているような音
あまりにも自然に聞こえてくるから景色の情景にも「その音」が溶け込んでたんです
スポーツドリンクを買って回し飲みをしてた頃から…ずっと聞こえてた
…コン…チャリーン
…ザザザ
…コン…チャリ~ン
一定の間隔を置いて聞こえる不協和音「コン」「チャリ~ン」「ザザザ」
…コン…チャリ~ン
そろそろか?
…ザザザ
何となく無意識のうちに聞こえる音のタイミングを計ってました
私:「なあ、さっきから聞こえてくるあの音なんねんろ?」
Mくん:「ん?何の音や?何も聞こえんけど???」
Sさん:「なんか聞こえるんか?シーン…なんも聞こえんぞ!!!」
え…
嘘やろ?
こんなにハッキリ聞こえる音が私以外には聞こえない???
一瞬頭がおかしくなったのか?と思いました
が、
聞こえる!
…コン…チャリ~ン
ここからマジ体験!
Sさん:「変なこと言うなよ!ほら行くぞ!」
と、帰る方向に走り出しました
私が気になることを言ったせいで三人とも少し無言…
(余計なことを言ってしまったようだ💦)
そう思いながらもまだあの音は聞こえてます
ん?
やっぱりおかしいぞ!
さっき休憩した場所からもう200mは離れてるのに
…コン…チャリ~ン
…ザザザ
「ズン…」…乗った!
まだ聞こえてる
…というか音のピッチが狭くなってる!?
と思った瞬間
「ズン…」
「うぐぐぐ」
何かが…何かが背中に乗りました
足にも何かが纏わりついてる感じがする
苦しい…
ハァハァ
とにかく身体が重いし足が言うことを聞かない
ダメだ…
私はその場で四つん這いになりました
Sさん:「お、おい!どした!どしたんや!」
私:「わからんす💦身体が…身体が重い」
何かが憑依したんでしょう
動かない
不思議と意識はハッキリしてたんです
そんな中でSさんが
「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前 ハァーー!!」
と叫び
私の背中を三回ほど「バンバンバン」と叩きました
(…フッ)
え?
軽くなった🙄
「先輩、あんた何者なんすかーーー???🤣」
完全に憑依されていた私を除霊した先輩のSさん
そこから猛ダッシュで先輩の家まで逃げました!
さいごに
あとから聞いた話ですが、私たちがジョギングして休憩した場所は
昔戦時中に兵隊さんが沢山亡くなって、弔いの石碑があったという場所らしいです
ちなみに今でもその場所はあります
あの「ズン…」と重くなった感覚は今でも忘れません
今思えば本当に私に憑依したのが兵隊なら、当時の私と同じ年頃やったんかも…遊びたかったんかな
不思議な体験は他にもまだあって
本当にあった不思議な体験
助手席で知り合いが低い声の男の霊に憑依された話
宇宙人にさらわれた話
時空の狭間で1時間半くらい彷徨った話
消えた釣り人
反響があるなら、追々書いて見ようかと思います
若い頃は幽霊は見ましたが最近はめっきり見なくなりました(安心)
以上
ほなまた!