夜のエギング(ナイトエギング)は、昼間とはまったく違う“静と動の世界”。
光量が少ない夜は、アオリイカの警戒心が薄れ思わぬ大型がヒットするチャンスでもあります。
ただし、闇夜の中では“見える色”や“波動の強さ”が釣果を大きく左右します。
この記事では、筆者が夜エギングで実際に実績を出した「夜に強い釣れる餌木を厳選」してご紹介。
これを読めば、次のナイトエギングが一気に楽しくなります!
アピール最強 餌木猿 「蝦茶」(えびちゃ)

漁具メーカーの林釣漁具製作所が手がける人気エギ「餌木猿(えぎざる)」シリーズの中でも、蝦茶(えびちゃ)カラーは特に“自然な感じ”を重視した一色です。
このカラーは、淡色ベースに茶系のニュアンスを重ね、ナチュラルで地味すぎず派手すぎない絶妙な存在感を持っています。
蝦茶は、スーパースローシンキングタイプの「スーパーシャロー」仕様も存在し沈降スピード約6.6秒/mというゆったりとしたフォールが可能。
これはスレたアオリイカや反応が鈍い時間帯でも、じっくり見せて抱かせる釣りを演出しやすい特性です。
夜釣り、濁り潮、明暗差のあるポイントなど光量が不安定なシチュエーションで特に真価を発揮します。
また蝦茶は他のカラーに比べて違和感が少ないシルエットを演出できるため、繊細なアタリを拾いたい釣り場での選択肢としても強みがあります。
使いどころとしては、
- 夕まずめ〜夜間
- 濁り潮時
同じカラーへの反応が鈍いときのローテーションに最適。
「地味に目立つ」カラーを探しているエギンガーにとって、蝦茶は非常に頼もしい一本となるでしょう。
闇夜に効くシルエット系!餌木猿「若葉」

こちらも漁具メーカーの林釣漁具製作所が手がける人気のエギ、餌木猿(えぎざる)シリーズのなかでも「若葉(わかば)」は静かな存在感と確かな釣果を備えた定番カラー。
若葉は、淡く抑えたグリーン系のトーンを基調にしつつ光の角度によって微妙な色味を放つ設計。
過度なギラギラを抑えつつ、水中での“陰・影”としての識別性も確保しているため、スレ気味のアオリイカや明暗の変化があるポイントでも違和感なくアプローチできます。
夜エギング・濁り潮・深場からのステイ攻めなど、照度や水質が読みにくい状況での“控えめアピール”の強さは抜群。
筆者も何度も夜釣行で“若葉だけ当たる”ような経験をしています。
操作性もよく、
- 巻き
- ジャーク
- フォール
すべてに対応。
初めて餌木猿を使うなら、まずこの「若葉」は押さえておきたい1本です。
まとめ
ナイトエギングでは、光量・潮の動き・月明かりの有無で、アオリイカの反応がガラッと変わります。
まるで夜ごとに性格が違うかのように、「昨日は釣れたのに今日は…」なんてこともしばしば。
そんな中で最も大切なのは、“その夜にマッチしたエギ選び”です。
- 光を反射させて魅せるのか、
- シルエットでじっくり見せるのか。
たった一つの選択で釣果が大きく変わります。
今回紹介した2つのエギは、筆者自身も数えきれない夜釣行で信頼を置いている“夜の三種の神器”とも言える存在。
光の少ない堤防やサーフでも、月が明るい満月夜でも確実に結果を出してくれる頼れるエギたちです。
次のナイトエギングは、このエギを相棒に。
月明かりの下でドラグ音を響かせるその瞬間、きっと「これだ!」と実感できるはずです。
購入リンクを貼っときますので、よかったらお試しください
最後まで読んで頂きありがとうございます

