どうも、りゅうせい(@976ryu)です
春に生まれたアオリイカの赤ちゃんは成長がとても早く、今の時期はどんどんサイズアップしています
ここ北陸では、例年より少し早く胴長10センチを超える個体も出てきてる様子
ベテランのエギンガーさんなら、イカがエギに触れる「当たり」の感覚をしっかりわかっています
でも、これからエギングを始める方にとっては――
- 「イカの当たりってどんな感じ?」
- 「本当にわかるの?」
と、不安になるのが普通
わかってしまえば簡単なんですけど…

「でも実際、イカの当たりってどんな感じなんだろう?」
きっと初心者の方は、ここが一番気になるところ
ベテランエギンガーは、ほんのわずかなラインの動きや手元に伝わる微妙な感触を見逃さずに合わせます
でも最初からその感覚を完璧に掴むのは難しいもの
そこで次に、初心者でもわかりやすい「イカの当たりを感じるコツ」を紹介していきます
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アオリイカの当たり方

この時期のアオリイカは 群れで活動 しています
といっても、その目的はほとんどが 捕食行動
日中は潮が澄んでいる時は外敵に狙われやすいため、藻の中やボトム付近に身を潜めています
それでも小型の新子アオリイカは、フィッシュイーターに狙われながらも果敢にエギへアタック!
目安としては、胴長10センチ前後の個体なら2.5~3号のエギに反応
活性が高い時の当たりは非常に明確で、初心者でもはっきり「来た!」と分かるレベルです

おっ!今当たった!
グンとエギを掴んで引っ手繰るような当たり✨
この類の当たりは正直誰にでもわかりますし、目で見ても手感度でもわかります
問題は…わかりづらい触り方の時…
アオリイカの当たり方の種類
- フォール中ラインが止まる(沈まなくなる)
- ラインがパチーンと弾かれるような感覚
- 穂先が弾かれる
- 穂先をグググと持っていかれる
- 着水後、最初からエギが沈まない
- 穂先がふわっとなる
- 何か違和感が…
…とまあ、こんな感じですが
当たりがまだわからないうちは「ん?今の違和感なんだろう?」と思ったら、とりあえず毎回「合わせ」を入れてみてください
最初は空振りすることも多いですが、続けているうちに「これがイカの当たりか!」という感覚がだんだん掴めて来るはず
慣れてくると違和感の中からイカ特有の当たりを自然と見分けられるようになりますよ
最初はシャクリ合わせでもOK!
イカの当たりに慣れましょう!

アオリイカの姿が目視できる立ち位置からキャスト
オススメのポイント
こんな場所なら簡単
藻場と砂地が隣接しているポイント
アオリイカが藻場から出てくる瞬間が目で見てハッキリ見える
こういう場所は、まさに鉄板!サイトで狙えば高確率で釣れます
携帯のフォルダを見返していたら、過去に撮った「新子が果敢にエギへアタックしてくる動画」が出てきたので貼っておきます
あの小さな体で突っ込んでくる姿は何度見てもワクワクしますよ!
このような「藻場と砂地が隣接する場所」で、イカの姿を目で見ながら狙う釣り方を サイトフィッシング と呼びます
特に新子のアオリイカは好奇心旺盛!

ちょっとした工夫でスイッチが入り果敢にエギへアタック
つまり――サイトで狙う新子イカは、スイッチの入れ方次第で簡単に釣れてしまうんです

新子アオリのスイッチは超簡単
簡単な釣り方の手順
- 沖にエギをキャストして――ただ巻きで回収
- またキャストして――ただ巻きで回収
- さらにキャストして――ただ巻きで回収
この単純な動作が、実はイカのスイッチを入れる最高のトリガーなんです!

「もう抱けそうなのに、なかなか抱けない…」
そんなイカの気持ちを逆撫ですることで、周囲のイカまで一斉にスイッチオン
実際にやってみると、エギを奪い合うようにアタックしてくるのがわかります
特にこの時期の新子アオリイカは 動くものに興味津々
だからエギの種類やカラーにそこまでこだわらなくても大丈夫!
どんなエギにでも、しっかり反応
バッチリ釣れます!
つまり、この時期は「難しく考えずに動かす」ことが最大のコツ
エギの種類や色で悩むより、数投して反応を見て、テンポよく釣っていくほうが圧倒的に効率的です!
アオリイカの釣り方!さらに詳しく!潮とジャークとエギのサイズ
安全対策も忘れずに
イカも釣り人も活性が上がる季節…そんな中に危険が
何度も繰り返しますが、この時期の新子アオリイカの活性は本当にとてつもなく高いです
ここまで書いた通りに実践すれば、「100%釣れる!」 と言っても過言ではありません
ですが、せっかくの楽しい釣りに「怪我や事故」はご法度です
秋はイカと同時に釣り人の活性も上がる時期
「なるべく人の少ないポイントへ」と移動を繰り返すうちに、気づけば危険な場所に入り込んでしまうこともあります
右手にロッド、左手にタックルボックス…
こんなふうに両手が塞がった状態でテトラ帯を移動するのは、慣れた人であっても非常に危険です
一見すると滑らなそうに見えるテトラの表面ですが実際は想像以上に滑ります💦
特に夜間や濡れた状態では、バランスを崩すと大きな事故に繋がりかねません
私は基本的に テトラでのエギングはおすすめしません
どうしてもテトラ帯で釣るなら、絶対に滑り止めの効いた スパイクシューズ を着用しましょう
個人的には フェルトスパイクよりもピンスパイクの方が信頼度が高い と感じてます
フェルトスパイクは表面の「角」にスパイクが効かず、滑りやすい印象が強いです…

ライフジャケットは必ず着用
私も経験がありますが外洋に面した地磯では穏やかに見えても突然の波で足元どころか身体を持っていかれることがあります
普段は穏やかに見える海でも突然大きな波が現れることがあり
この予想外に発生する大波のことを「化け波(ばけなみ)」と呼びます。
- 風が弱くても起こる
- 沖のうねりや船の影響など、いろいろな要因で発生
- 見た目は突然の大波なので経験者でも予測しづらい
ライフジャケットは大人も子供も関係なく「絶対に着用」しましょう
さいごに
秋のアオリイカは、実はどこでも狙えるんです
「遠出しないと釣れないんじゃない?」なんて思う方もいますが、
案外、家からすぐ近くの海でサクッと釣れちゃうことも珍しくありません。
秋のエギングは、一種のお祭り。
数も釣れるし、型も伸びてきてワクワクが止まりません。
だからこそ、少しでも興味がある方は、ぜひ竿を持って参加してみてください!
思わぬ場所で、人生初アオリイカに出会えるかもしれません

釣り場で出会ったら宜しくお願いします
最後まで読んで頂きありがとうございます