秋も深まり、アオリイカはすっかり晩秋モード。
この時期のアオリイカは残業続きで寝不足のOLのファンデーションくらいノリが悪いです💦
…というノリの悪さが相まって、あれだけ人で溢れていた堤防や磯やサーフは今では嘘のように静かです。
この時期になると「エギンガーの数が激減する」のは毎年のこと。
その理由はシンプルで、

「簡単に釣れなくなるから」
だからこそ、そこが面白い。
というわけで、
2025年10月25日(日)、今回もサーフへ。
狙いは夕まづめのワンチャンス。
小雨が降る中で風は弱く波も穏やか。
静かな海にキャストを繰り返しながら潮の流れを確かめていく。
やがて日が傾き、オレンジ色の空が暗くなり直前のタイミング
ファーストフォール中に「ズン!」とロッドが絞り込まれる!
そこから短時間で立て続けに良型がヒット。
サイズも申し分なく、サーフらしい力強い引きを楽しむことができました。
晩秋のエギングは「ちょっとした気づき」が釣果を左右します。
今回はそんな晩秋のアオリイカを不思議なくらい素直に抱かせる「秘密のアプローチ」をこのブログを読んでくれているあなただけにこっそり共有します。
① 釣行概要
- 日時:2025年10/25(日)
- 時間:18:00〜19:30迄
- 場所:石川県のサーフ
- 潮:中潮
- 天候:雨
- 気温:18℃前後
- 水温:21℃
ピンポイントで夕まづめ狙いです!

② 釣果まとめ
- アオリイカ:6匹(最大胴長25cm)
- 他:
- 平均サイズ:胴長20cm前後
- 使用エギ:餌木猿 蝦茶(3.5号)
- 使用エギ:餌木猿 若葉(3.5号)
- 使用エギ:餌木猿 枯茶(3.5号)
明るいうちは反応はなく暗くなってからの回遊で釣れました

③ ヒットパターン・時合の考察
- 日が暮れる直前から回遊チャンス
- サーフなので離岸流でラインが張るので当たりが明確
- なるべく沖までフルキャスト!
- 基本的にしゃくらずに巻いて止めるの繰り返し
- 波打ち際が激熱
基本的に回遊狙いのスタンスです
回遊のイカにどんなアプローチをするかが勝負所

④ 使用タックル紹介
- ロッド:夢墨GVX-806スローテーパー
- リール:18ステラ-c3000DHHG
- ライン:PE0.6号→フロロ2号リーダー
今回も信頼している夢墨(スローテーパー)を使いました
遠投が命のエギングなので8フィートロッドが扱いやすいです

⑤ 写真









⑥ さいごに
結論から言えば、今の時期はデイ(昼)で釣るのがどんどん難しくなってきているため、今回は回遊のタイミングを狙った釣行になりました。
実は私、この4年間でイカの当たりを一度も見逃したことがありません。
「しゃくったら乗ってた~」ということがないんです。

なぜ当たりを見逃さないのか?
その理由に気づいたのは、数年前にプロのエギンガーさんのYouTube動画を見ていたときでした。
その方の名前は覚えていませんが、動画の中で「ラインスラッグ(糸ふけ)を使ってスラックジャークで釣る!」という話をされていたんです。
なるほどな〜と感心しつつ見ていましたが、同時にこうも思いました。
「でもナイトエギングだとラインなんて見えないよな?」
そこで私は考え方を変え、常にラインにテンションをかける釣り方に切り替えました。
それ以来、アタリを見逃すことは一度もなくなったんです。
つまり「テンションを常に張っているから見逃しようがない」ということ
さらに私の釣りはほとんどが食い気が立っている回遊のイカを狙うスタイルなのでボトムまで沈めなくてもOK
ただ誘い方は時としてボトムに長くステイすることがあります
それが今回のヒットパターンの最大のアプローチが眺めのステイでした
今回の秘密のアプローチ
- 沖にフルキャストして5秒カウントしたら巻き出し開始、適当にしばらく巻く
- ピタッ!と巻くのをやめて10秒~15秒ステイ
- 当たりがなければもう一度巻いてからピタッ!とまたステイ
この動作を繰り返します
巻くスピードは速くても遅くても大丈夫です。
大事なのは「今、アオリイカが自分のエギを追っている」ということを自分自身が意識すること。
感覚としては、
「はいはい〜、餌が逃げますよ〜!」
というイメージでOK。

おっ餌だ!
ラインにはテンションがかかっているので、イカがエギに触れた瞬間「コツッ」「ズンッ」といった当たりが手元に伝わります。
特にサーフでは波打ち際でのヒットもめちゃくちゃ多いので、エギを回収する時も最後まで気を抜かないことが大切。
また、ステイ(止め)後に巻き始める時は、イカが既に乗っているかも?
そのために一度ロッドをゆっくり立てて重みをチェック。
もし違和感や重みを感じたら、
「これ乗ってるかも!」
と思ったらガツン!と合わせるのが大事。
この一連の流れを意識するだけでヒット率がググッと上がります
乗ってるかな?と思ったら横抱きだとバレるので必ず合わせること
今回のブログ記事はこれくらいになりますが、まだまだタイミングさえ合えばアオリイカは釣れてくれます
「今なかなか釣れない」と感じてるあなたは一度私のやり方を試してみてください
案外簡単なのでオススメです😉
では今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
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